- 10月
- 2024年11月
先日、かの有名な筑波宇宙センターに行ってきました。
筑波宇宙センター(つくばうちゅうセンター、英:Tsukuba Space Center、略称:TKSC)は、茨城県つくば市の筑波研究学園都市内にある、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が所有する宇宙開発計画関連の独立行政法人施設である。
日本の航空宇宙開発政策を担うJAXAの本拠地ということで、一般人が立ち入れる場所は少ないのかも…と予想していたのですが、良い意味で期待を大きく裏切られる、大満足の施設でしたので、この場を借りてご紹介いたします。
▼ ロケット広場
正門を入ってすぐの広場に、H-IIロケットの実機が展示されています。なんと50mもあるそうで、迫力満点でした。記念撮影にもおすすめのスポットです。
▼ 展示館「スペースドーム」
自由に見学ができる展示館です。好きな場所をじっくり見て回るのも楽しいのですが…なんと、説明員さんによる「無料ガイドツアー(約1時間)が、予約不要・無料で利用できます。JAXAの宇宙開発の歴史や楽しい小ネタなどを、各展示エリアごとにじっくり案内してもらえるので、とってもおすすめです。展示を見ただけでは分からない裏話まで満喫できるので、タイミングが合えば、ぜひとも利用してみてください!
スペースドームの展示は、いずれも迫力があり、大変魅力的だったのですが…中でも、私が一番驚いたのがこちらの展示。
人工衛星による宇宙利用(地球観測)
陸域観測技術衛星の各種試験モデルと、その観測成果が閲覧できる展示です。地球観測衛星GOSAT「いぶき」は地球観測分野で活躍する人工衛星で、地球の温室効果ガス濃度などの情報を、宇宙から観測しているそうです。
ひときわ目を引いたのが、虹色に見えるグラフなのですが…じつはこちら、「いぶき」が観測した、「地球における約10年間のCO2変化を一覧にしたグラフ」なのだそうです。一目瞭然、この10年で、地球全体が真っ赤になっていることが分かります。たった10年でここまでの変化が起きていたのか…と絶望的な気持ちになるとともに、SDGsへの意識が高まりました。
「いぶき」の観測結果を青色に戻せるよう、自分にできることから取り組みたい、と思える展示でした。
▼プラネットキューブ
企画展示スペースと、JAXAや宇宙に関連したグッズの販売しているミュージアムショップが併設しています。ミュージアムショップでは、宇宙にまつわる様々なお土産が販売されていました。変わり種のお土産として、宇宙食が販売されていたので、驚きました。宇宙では味覚を感じにくくなるため、濃いめの味付けなのだそうです。
▼視聴覚室・休憩室など
JAXAオフィスの一角が一般公開されており、休憩しながら宇宙について学べます。人気漫画「宇宙兄弟」とのコラボ資料や顔ハメパネルなども多く展示されているので、漫画好きの方にもおすすめです。
このほかにも、有料の見学ツアー(2022年9月末現在:500円/要予約)も実施されているとのこと。かなりの人気ツアーのため、私がお邪魔した日程では予約が埋まっていました。次回はぜひ参加したいです。また、定期的に特別イベントも行なわれているそうなので、リピーターさんにも嬉しいですね。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ足を運んでみてください〜!
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このブログを書いたスタッフ
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ひらり
長崎に生まれ育ち、自分を活かせる場を探して上京。携帯電話会社などで顧客対応その他を経験後、トリニティと出会う。漫画や映画が好き。常時脳の2割を妄想に割いているためか、心はわりといつも穏やか。真面目さを売りにしているが、ただの心配性という噂もある。脱インドアを目指し、土日のどちらかは外出することを心がけている。
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